花帰葬
□家族パロ
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「ただいまー、玄冬ーvお父さんが帰ってきたぞぉ!」
黒鷹が仕事から帰ってくるとリビングの方からパタパタと足音が聞こえてくる
「今日のご飯は何かな〜?肉が良いなぁ♪」
と、黒鷹が意味不明な歌を歌いながら靴を脱いでいると玄冬が可愛らしいピンクのひらひらエプロンをつけ、おたまを持ちながら玄関にやって来る
「おかえりなさい、あなたv」
明らかにいつもと違う玄冬の様子に黒鷹は混乱する
「く、玄冬!?どうしたんだい?熱でもあるのかい?//」
「うん?別に熱なんかないぞ?」
きょとんと玄冬が首を傾げると黒鷹は口をぱくぱくさせる
しばらくその状態でいると玄冬がいきなり口を開く
「疲れてるだろ?ご飯にする?お風呂にする?…それとも、オ・レ?」
「玄冬ーッ!!v」
黒鷹は思い切り玄冬を押し倒す
ゴン!!
「っ、痛〜……」
黒鷹は頭を思い切り打ち付けた
「あ…れ……?くろ、と?」
するとそこには誰も居ない
「もしかして……」
黒鷹は寝起きではたらきにくい脳をフル回転させる
「夢オチーー!!?」
fin