その他
□Cioccolato
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「たらいまれす〜」
俺がアジトに帰るとそこには骸様しか居なかった
「おかえりなさい」
「あれ?柿ピーは・・?」
「千種なら出掛けてますよ、気になるんですか?」
悪戯気に笑う骸様に俺は不覚にもときめいてしまう
「ち、違いまふッ!」
「あ、そういえば高級チョコ買ってきたんですけど犬もどうですか?」
あ、話逸らされた・・・;
ま、良いか
そういえば骸様ってチョコ好きなんだよな
「・・・・良いんれすか?」
「もちろんですよ」
にこにこと微笑む骸様、この笑顔が好きなんだ
「やったぴょーん♪」
俺は骸様の隣に座りチョコを一粒頬張る
「おいしいれすv」
骸様もチョコを一粒頬張った
「そうですね」
骸様・・、珍しく上機嫌・・・
しばらくの間俺達は黙ったままチョコを食べ続けた
さすがにずっと無言は気まずいので俺から話題を切り出した
「む、骸様・・」
「はい?何でしょう?」
「・・か、柿ピー遅いれすね・・・;」
それしか言うことがない
「・・・・・」
「骸様?」
「・・・・やっぱり千種が気になるんですね」
骸様の顔からいつもの笑顔が消えた
「ち、違いまふよ!;」
「・・・・・犬」
いきなり骸様が真剣な顔つきで俺の名前を呼んできた
「はいッ?//」
驚きやときめきや期待などが頭を真っ白にし声が裏返ってしまう
「・・・・・僕は貴方が好きです」
・・・・・これは夢れすか?
俺が放心状態になっていると骸様が頬に口付けてきた
「きゃん!」
「amare(愛してる)・・・・」
「・・・・・い、今なんて?!//」
「・・・・・」
骸様は俺に笑いかけそのまま眠ってしまった
「!!?//」
骸様、さっきの言葉・・嘘じゃありませんよね?
−後日−
「え?!覚えてないんれすか?!」
「はい、まったく・・・」
「そうれすか・・・」
俺が隅っこでいじけだすと骸様が後ろから俺をぎゅうってしてくれた
「・・・・・でも、好きって言うのは本当ですよ?」
「・・・・・」
「機嫌直してください」
「・・・・・またチョコくれるんなら」
「犬v」
(にゃんにゃんv)
「・・・・すみません、俺居るんですけど、・・・つーか、ウザいです」
fin
謝罪
なんかきもい小説になりました
つか千種の一人称って?!
んー、ま、ごめんなさい