転生シリーズ(歌王子)

□プロローグ
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俺は今日、友達と共に車に跳ねられた……。





何故、こんなことになった・・・?












久しぶりに仕事が日曜日に休みだったから、友達と一緒に遊びに行った帰りだった・・・。



「今日は楽しかったねー!」
「今度、いつ休みなんだ?」

他愛のない話をしながら、並んで夜道を歩く

「今度?んー、次の仕事のシフトが出てないから分かんないなー」
「そっか、忙しいもんな」

二人して夜空を見上げる

人通りも少ない住宅地

街頭の灯りもまばらだ

今日はとても晴れていて

月も星もよく見える

それなのに

俺達をまぶしく照らす車のヘッドライト

「あ、でも明日にh「危ない!!」



キキィ―――――!!!


ドンッ!!!!!









そうだ。


そのまぶしい光は真っ直ぐに俺たちに向かってきて

そのまま光に包まれた

避けることもできず

とっさに友達を守ろうと前に出た

そして視界が真っ暗になった

薄れる意識の中、友達の声が聞こえたんだ……。



「マダ、ヤリタイコト、タクサンアッタ、ノ、ニ・・・」


そうだ
こんなところで終わりたくない





ああどうか

助けて



神様









(プロローグ)
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