頂きもの

□貴方にだけ見せる素顔
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『美味しいな』


フフ…と微笑み
頬をほんのり紅く染め酒を飲む姿は正に妖艶…


『時折…貴様が心配になる』


『は…?』


何だ突然…と目を丸くする


『貴様は美しい…否、美し過ぎる』


『なっ…(赤い顔が更に紅く染まる)』


『浮気などされたら儂は立ち直れん』


『………………』


そう俯き酒を飲む姿に


『馬鹿だな…お前は』


と言ってやり飲み終わって空になったグラスに酒をそそぐ


『馬鹿…だと?』


『嗚呼、…私は…お前以外に興味ないからな』


『…ほぅ…初耳だな』


『安心したか』


『…まだだな』


『何だと…?』



ぐいっと手を引っ張られ押し倒される



『貴様が儂しか見ていない証が欲しい…』


『俺を試すのか?』


『儂以外には触らせていないか調べたい』


『それで気が済むなら…構わないが…』



と抵抗を止め目を閉じる相手に



『…こんな儂は嫌か?』


『…嬉しいさ…俺にそれだけ依存しているんだろう?』


『ッ…あ、…嗚呼…そうだな…ビッグコンボイ…』


と微笑む相手に自分も微笑んで
名を呼び口付けをする


『んっ…ぅん…』


『…は、美しいぞ…ビッグコンボイ…』


『ん、マグマトロン…』


唇から口を離し
全身に口付けをしていく


『んっ…ぅん…』


『全身に跡を付けて見せつけてやる…』


『馬鹿っ…!』



そんなじゃれあいをしながら
朝まで二人は互いに愛し合った…
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