小説
□大空は、 連載中
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青い空、白い雲。
風は程よく暖かく、日差しも気持ちいい。
この話は、僕が体験した…
ちょっと気恥ずかしいお話。
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「ガハハハハ!!!」
ドタドタッ
「こら待てランボ〜!!」
「…うう…」
早朝から、うるさい子供たちの声で目が覚める。
時刻は6時。
「あぁ…もう」
二度寝しようかと思ったが、もう目が覚めてしまって出来ない。
こうなったら仕方ない…もう学校の準備をするか。
俺はのろのろと、学校に行く準備を始めた。
だが。
「ツナ〜〜起ッきろ〜〜!!!ガハハ!!!」
うるさいのが入ってきた…
まだリボーンが寝てるから危ないのに。
…と思う間に、リボーンはむくっと起き上がり
「死ね、アホ牛」
そう言い放って、銃で二・三発ランボに撃ち込んだ。
あぁ…言わんこっちゃない。
「ぅ…ぁあああああ!!!」
泣き出すランボ。
また十年バズーカで…
と、俺は嫌な事に気付いてしまった。
「ランボ!!!タンマ…砲口逆…!!!!」
いつもなら自分に向けるはずの砲口が、今日は逆になって…
俺の方を向いていた…
「ツナ兄!!?」
フゥ太の声が、聞こえた気がする。
俺の意識はふわりと…
どこかへ飛ばされてしまった。