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□優越感(綱山)
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憧れだったクラスの人気者。
そして野球部のエースでもある彼。

それは今や友達を通り越して恋人になり、オレの下で鳴いているなんて誰が想像するだろうか。


「あははっ!」

「ん?ツナ、どうした?」

ベッドの上で情事後の余韻に浸っていた山本は、突如に隣で楽しそうに笑い出したツナに質問した。

「ん?今、優越感に浸ってるところ」

綱は嬉しそうにそう答えた。

「ユーエツカン?」

しかし山本はなぜそんなことを言うのか理由が分からず首を傾げて繰り返した。

「そう、優越感」

山本はまたも繰り返された言葉に解説を求めようと口を開くが、言葉を紡ぐ前にツナに口を塞がれてしまった。

「んンっ……っふぁ……っ」

舌と舌を絡ませられ、歯列をなぞられ、酸素を求めて薄く開いた口端からは甘い声と、どちらのものか分からなくなった唾液が漏れた。
「ふふ……山本は本当に可愛いね」

快感に赤く染まった彼の顔をそっと撫でる。
そして耳元で一言。

「ねぇ、またしていい?」


山本はその言葉に一気に青ざめた。


ツナはそんな表情もまた愛おしいと思った。







これは1回目じゃなく、2、3回目です(爆)
黒ツナ様は底無しだったらいいな(ツナ以上に変態な自分に絶望した!←)
 

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