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テニプリ連載中
下に行くほど新しいので連載は一番下からご覧ください。また、続きページも下が@P上がAPです。
◆no title 

アナザージャンル連載
早く他のキャラ出したい


@@@

春も暖かく桜が散るこの季節、別れと出逢いにこんにちは。
今日××様は中学校の入学式に行かれました。
氷帝学園。××様はテニスバッグを肩に掛け何時も通り一つも笑わず屋敷を出た。
車で行けばいいのにわざわざ徒歩で行くと言い張っていた。
さらに葵が出て行く××を目にしたとき明らかに××は女子の制服ではなく男子の制服を纏っていた。
葵にはわからなかった。
葵は××が生まれた時から××の側にいた。
側でずっと××のことを見ていた。しかし、今でも葵には××のことが時々わからなかった。
わからない故に××が時たま癪に障ったとき意表をつくことをしでかす。
今回もまた何か癪に障ることがあったのだろうか。

『あの・・・××様・・・』
『なんだい。葵』
『いえ・・・その・・・今日は、どうなさるおつもりで』
『今日は入学式に出て適当に構内見学とHRを受けて男子テニス部の見学をしてくる』
『そうですか・・・って、男子テニス部?』
『・・・・・・・・・・行って来る』

このときも多少機嫌が優れていないようだった。
それに男子テニス部の見学・・・それは彼女のあの格好と繋がっているのだろうか。
できれば学校でも彼女の側にいたい。
誰よりも彼女のことを知り、知らないからこそ、葵は不安でたまらなかった。
それでも葵も自分の学校に行かなくてはいけなかった。

「・・・徒歩できたはいいが・・・」

××は既に迷っていた。
広い都会も真ん中でいつも彼女は車での移動が常だった。そのため窓の外の景色など見ているわけもないし道のりなど覚えているはずもなかった。

「(しまった・・・このままでは遅刻をしてしまう・・・誰かに道を聞かなくてはいけない。できれば駅への・・・)」

××は辺りを見回すがどうにも声を掛けられそうになかった。
仕方なしに再び歩き出すことにした。
しばらく歩いていくと偶然にも駅を見つけてしまった。
取り合えず同じ氷帝の制服を着た子供たちについていった。

「(・・・・疲れた。この間に少し勉強しておこうかな・・・)」

××は出入り口の扉にもたれ掛かって英語の参考書を出した。
中身は大学進学専門の問題ばかりの。
少しすると他の生徒達が下車していたので自分もそれについていく。
歩いていくとそこには大きな学校が建っていた。
きっとこの学校は小中高一貫なのだろうと××は勝手に解釈した。

式が始まる頃には××は明らかに浮いている存在となった。

「なぁ、亮あいつ男か?」
「あれってどう見ても女だろ?」
「でもあれ男子の制服だよね?」

「・・・・ねぇ、そこの君たち。少し静かにしてくれるかい?今は式の途中だ」

××はゆっくり振り返って不適な笑みを見せながら言った。
その声はハスキーだが女の声だ。
宍戸や向日同様他の生徒も好奇の目を向けた。
そんな周りを嘲笑うかのように××は腕と足を組み寝たふりをした。
次に彼女が目覚めたのは式が終わった頃だった。

「(・・・やっと式が終わったか・・・しかし何だ。あの跡部という男子は・・・)」

式中、××は跡部の俺様的発言を悪感していた。
校内の廊下を歩いているとその跡部のうわさが聞こえてくる。

「(・・・煩い学校だ・・・)」

欠伸をしながら窓に沿って廊下を歩いていくと先ほど自分の噂をしていた男子たちに出くわした。

「・・・あ・・・」
「「「あ」」」
「君達は先ほど私の噂をしていた者達だな」
「・・・お前っ、なんで男子の制服を着てるんだよ。お前女だろ!?」

一番に食って掛かったのは宍戸だった。

「お前達は女だから男の制服を着てはいけないとか男だから女の格好をするのは変だとか思っているのか?・・・低レベルだな」
「!なんだと!?」
「そんな小さな物の見方しかできないなんて・・・実に低い人間だとは思わないか?」
 
「ふざけんなよ。女だからって容赦しねえぞ!」
「亮、やめろよ。ほっとけばいいだろ」

掴み掛かろうとする宍戸を向日が押さえ込む。
それを見た××はフッと笑ってその場を後にした。


「なんだよ、アイツ!」

「亮、俺さっきアイツがテニスバッグ持ってるの見たぜ?」

「へ〜あの子テニスするんだ〜」

「なっ・・・チッ」



「(私が男子の制服を着ているのはただズボンしか履かないからだよ)」


××は幼い頃から様々なスポーツ活動をしていた。
そのため普段からいつスポーツに取り組んでも平気なようにズボンばかり履いていた。
時たま開かれる社交の場ではドレスを着るがそれも滅多にない。
そのため彼女自身スカートを履くことを極端に拒否している。


「(あんなスースーするもの運動の邪魔だ)」


そう思いながら彼女は学校の中庭で眠り込んでしまった。



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2009/08/13(Thu) 23:58  コメント(0)

◆no title 


Anoterジャンルのミニstory
出だしはべ様だがheroineの気持ちはいずこ、恋愛対象外。語りはheroineの侍女。
暴風の左的過去持。できれば左出したい。しかし私は左もべ様も嫌い。
恥ずかしすぎてパスつけるか悩んだ
時々更新。
@@@私は××さまのメイドで××さまを昔から傍で見ていました。
ですが××さまは余り笑われません。
××さまは幼い頃から帝王学を学ばされ女性であるにも関わらずトレーニングにより鍛えられ、総てにおいてトップに立つように育てられていた。
その所為か××さまは余り笑顔を見せてくださいませんでした。
××さまは小学生から好んでテニスをしておられました。
それは今でもですが、そのお陰である出来事が起こりました。

それは××さまが中学に入学する日でした。
××さまが今日から通う学校は氷帝学園という学校です。
その学校で××さまはテニス部に入部するつもりでおられます。
女性の入部が可能だったかは定かではありませんが。
そうして私は××さまを心配しながら自分の地味な学校へ行き屋敷で××さまを待っていました。
暫くすると××さまが少し汚れた制服とテニスバッグと土に汚れた頬で、蔓延の笑みで帰ってきました。


「××さま!どうなさったのですか!?」

「ははははは、聞け葵。世界は実に広いぞ!」

「は、はぁ・・・?」

「私も大会で何度か優勝したことはあるが、どいつもこいつも弱かった」

「・・・・・・・・・・・・」

「しかしな、今日やっと強い奴と出逢えたぞ!なんと私はそいつに一点差だが負けてしまった!!」


負けてしまったのに、何がそんなに嬉しいのか私にはわかりませんでした。
ですが××さまは確かに嬉しそうなのです。
プライドの高い××さまが負けて喜んでいらっしゃる?


「私はずっと苦しかったのだ。なんだか世界で独りぼっちだと思っていた。だがな、違ったんだ!そいつは私より強かった!なぁ素晴らしいと思わないか!!」

「それは・・・良かった、ですね。それで・・・××さまが負けてしまったという相手はなんと言うのですか?」
「跡部景吾と言うらしい!!」

笑われる××さまを見て私は嬉しいと思う反面何か違う感情を感じた。キラキラ輝く××さま。私はわたしは。



キラキラ光る暗闇の中で


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2009/08/13(Thu) 23:58  コメント(0)

◆更新履歴 

私と真シリーズをupしていました。
ちっちゃいリアルタイムができたのでこっちの方にはあんまり更新履歴を残さなくなるかもです。
そして通販申し込みありがとうございます。

2009/06/08(Mon) 07:04  コメント(0)

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2009/05/30(Sat) 17:59  コメント(0)

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2009/05/26(Tue) 20:59  コメント(0)

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2009/05/25(Mon) 22:54  コメント(0)

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2009/05/23(Sat) 14:00  コメント(0)

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