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memory
テニプリ連載中
下に行くほど新しいので連載は一番下からご覧ください。また、続きページも下が@P上がAPです。
◆no title 


Anoterジャンルのミニstory
出だしはべ様だがheroineの気持ちはいずこ、恋愛対象外。語りはheroineの侍女。
暴風の左的過去持。できれば左出したい。しかし私は左もべ様も嫌い。
恥ずかしすぎてパスつけるか悩んだ
時々更新。
@@@私は××さまのメイドで××さまを昔から傍で見ていました。
ですが××さまは余り笑われません。
××さまは幼い頃から帝王学を学ばされ女性であるにも関わらずトレーニングにより鍛えられ、総てにおいてトップに立つように育てられていた。
その所為か××さまは余り笑顔を見せてくださいませんでした。
××さまは小学生から好んでテニスをしておられました。
それは今でもですが、そのお陰である出来事が起こりました。

それは××さまが中学に入学する日でした。
××さまが今日から通う学校は氷帝学園という学校です。
その学校で××さまはテニス部に入部するつもりでおられます。
女性の入部が可能だったかは定かではありませんが。
そうして私は××さまを心配しながら自分の地味な学校へ行き屋敷で××さまを待っていました。
暫くすると××さまが少し汚れた制服とテニスバッグと土に汚れた頬で、蔓延の笑みで帰ってきました。


「××さま!どうなさったのですか!?」

「ははははは、聞け葵。世界は実に広いぞ!」

「は、はぁ・・・?」

「私も大会で何度か優勝したことはあるが、どいつもこいつも弱かった」

「・・・・・・・・・・・・」

「しかしな、今日やっと強い奴と出逢えたぞ!なんと私はそいつに一点差だが負けてしまった!!」


負けてしまったのに、何がそんなに嬉しいのか私にはわかりませんでした。
ですが××さまは確かに嬉しそうなのです。
プライドの高い××さまが負けて喜んでいらっしゃる?


「私はずっと苦しかったのだ。なんだか世界で独りぼっちだと思っていた。だがな、違ったんだ!そいつは私より強かった!なぁ素晴らしいと思わないか!!」

「それは・・・良かった、ですね。それで・・・××さまが負けてしまったという相手はなんと言うのですか?」
「跡部景吾と言うらしい!!」

笑われる××さまを見て私は嬉しいと思う反面何か違う感情を感じた。キラキラ輝く××さま。私はわたしは。



キラキラ光る暗闇の中で


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2009/08/13(Thu) 23:58

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