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テニプリ連載中
下に行くほど新しいので連載は一番下からご覧ください。また、続きページも下が@P上がAPです。
◆no title 

続き

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目覚めたのは随分と時間がたってからだった。
(テニス部の見学に行こうと思ってたのに・・・)
起き上がって欠伸をしながらどうでも良さそうにそんなことを思った。
帽子を被って枕代わりにしていたテニスバッグを肩に掛けて立ち上がろうとしたらなんだかやけに騒がしい。
騒がしい声のする方へ行ってみると、先ほど喧嘩を売ってきた男子二人と例の跡部という男子がテニスの試合をしていた。
芥川という少年がそれを見守っている。その彼の隣に静かに立った。


「あ!・・・君は」

「やぁ、少年。これは何をしているんだい?」

「跡部くんと二人がテニス部のキングの座を賭けて戦ってるんだ・・・っていうか君ここ入ってきていいの?」

「まだ君は私にそんな偏見をもっているのか。しかし・・・ふん、先輩方もみな倒されたのか・・・おっと、あの二人も負けたそうだぞ」

「!!そんな・・・って、あ!君」


二人が負け、試合が終わったことを確認すると××は跡部の前に出て行く。
ニュアインな笑みを浮かべる××は跡部と目が合う。

「アーン?何だお前」

「今日入学した一年だよ」

「お前か。女の癖に男の制服で校内をうろついてるって奴は」

「・・・お前もか。まぁいい。お前、テニス強いな・・・私と勝負してくれないか?」


尚皮肉な笑みを浮かべながらテニスバッグからラケットを取り出す。


「―――――いいだろう。だが俺様は女だからって容赦しねぇからな」

「望むところだよ」



***********************
―――一時間後


「・・・はぁはぁっ・・・」


勝敗は一点差で××の負けだった。


「あいつ・・・負けたけどスッゲェ強いぞ」

「惜しかった〜」


汗だくになった××はコートの上に座り込んで天を仰いだ。


「ま・・・負けた・・・」

「(なんつー女だ・・・本気になっちまったぜ・・・)おい、お前。名前は・・・」

「はは・・・ははははは・・・あはははははは」

「――――はっ?」


「おい、アイツ頭打ったのか?」

「知るかよ」


「はぁ、はぁ・・・・・・、しょっと」



大声で笑った××はまだ尚笑いながら立ち上がりネットに歩み寄った。


「アーン?」

「君はすごく強いなぁ!!私は実に感動した!!」

「な!!?」

「なに言ってんだアイツ」

「是非君の元でテニスをやらせてくれ!!跡部くん!!」

「その前に名前を言いやがれ!!」

「おぉ、そうだ。済まなかった!私の名前は(一ノ宮)××と言うんだ!!よろしくな!!」




キラキラ光る闇の中


(勝手に自己完結しやがったこの女!)(へぇ・・・××っていうんだ・・・)(・・・岳人?)


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口調と性格が謎
テニプリのキャラなんて忘れたorz

2009/08/13(Thu) 23:58

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