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※blogで書いたくだらないネタ
※中途半端に書きかけの駄文

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10/16(Fri) 13:22
実はテニス処女作(笑)
さわ子
 ┣さわ子
 ┣さわ子
 ┣さわ子
 ┣さわ子
 ┣さわ子
 ┣さわ子
 ┣さわ子
 ┣さわ子
 ┗さわ子






「俺って激ダサ…。」








*******




その日の俺は、自分でもわかるくらい眉間に皺を寄せていた。
長太郎が言うには「宍戸さんはいつも眉間に皺寄せてるから、そんなに変わらないですよ。」らしいが。
でもやっぱり俺は気分最悪で、その理由が何なのかって聞かれたら、それもまた激ダサな内容なわけで。


「どうしたんだよ、宍戸。お前が溜息なんて珍しいじゃん。」


岳人に声をかけられて初めて自分が溜息をついていたことに気付く。


「べ、別に何でもねぇよっ!」


俺はそれを隠すように慌ててなんでもないフリをする。
まぁ、隠すのは得意じゃないけれど。


「宍戸、無理してたらあかんで?」


岳人の横に居た忍足が、くつくつ笑いながら、そして何やら楽しそうに俺たちの会話に割って入ってきた。
こいつは本当に何を考えてるのかわからない。


「はぁ?何がだよ。」

「俺が相談、いつでものったるで?」

「大きなお世話だ!」


前にも岳人に言われたことがある。
宍戸は直球過ぎるって。
でも急にそんな俺を更生するなんて無理な話だ。
だから忍足のこんな変化球ですら、俺は真っ直ぐ返してしまう。
やつはそれが面白いらしく、今度は声をあげて笑った。


「やっぱ宍戸からかうんはオモロいなぁ。」


そう言って、何がしたいのかわからないまま、忍足はその場を後にした。
そしていつものように、俺は岳人に諭されるのだった。


「だから、真に受けたらダメだっつーの。」



俺の最悪な気分に拍車を駆けた。









*******

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09/22(Tue) 15:55
宍戸と慈郎(ブンジロ)
さわ子





部活が終わって、後輩に後片付けをさせた後、自分が鍵当番だったので倉庫の鍵を閉め戸締まりをし、さあ着替えて帰ろうと部室の扉を開けると、誰もいなくなったはずの部屋に一人、そいつの定位置であるソファーにちょこんと座っている奴がいた。


「なんだジロー、まだいたのかよ。」

「…あー、宍戸。おめぇこそまだいたんか?」

「まだいたんかって、俺今日鍵当番だっつの!」

「あー。そうだっけ?」


しっかりしろよな!と声をかけながら俺は自分のロッカーを開き着替え始めた。
そこでふと、頭に過ぎった疑問をジローに問いかける。


「…で、なんでまだ残ってんだ?」

「…ん〜。」


今にも再び睡眠(部活中も寝ていた。)しようとしているジローに、寝るなよ!と釘をさしてもう一度聞いた。
ジローは部活が終わるといつも即行で帰り支度をして誰よりも真っ先に家路につく。
そんなジローが最後までこうして残ってるってのは、なんか変だろ。


「なにおれが残ってちゃいけねぇわけ?」

「いや、そういうことじゃねぇよ。」

「ねぇ亮ちゃん、一緒に帰ろう?」


また始まった、と俺は思った。
こいつの突拍子もない思いつきはいつものことで、「水族館いきてぇ…」と言い出して俺と岳人を連れだって近郊の海まで魚を見に行ったのはつい先週の話だ。
あの時は漁師のおっさんにマジ世話んなった。(今思い返すと恥ずかしい。行ったはいいが帰れなくなったとか激ダサ!)
だいたい、ジローが名字じゃなくて名前で呼び始めると思いつきの合図だ。
というか、急に甘え始める。
岳人はそれを知ってか知らずか、ノリがいいからすぐに悪乗りしてジローに便乗しようとするが(マジジローに甘いぜ、岳人のやつ。)、俺はどちらかというと自分の気にいらねぇことには極力関わりたくない。
ジローの思いつきとか甘えたもよくこの部類に入る。
まぁ、跡部やら忍足辺りは素で騙されてやがるが。(激ダサ!)
俺はマジ勘弁だ。


「…なんだよ急に。珍し。」

「E〜じゃん、亮ちゃん!おれたち幼なじみ!」

「関係ねぇだろ…!」


なんでこんな奴と幼馴染みなのか…、稀に本気で呪いたくなる。
しかし、渋っていてもどうせ今日は俺が鍵当番だ。
こいつを部室から追い出さなきゃ鍵が閉めらんねぇ。
仕方ねぇなぁ、と言って了承すると、柄にもなくジローは優しく微笑んで、やった〜。と言った。
変な奴、と思ったが、あえて何も言わずに帰る支度を整えた。

帰り道、久々にジローと帰っているとなんだか変な感じがした。
昔はよく一緒に帰りながら、いろんな話をしたっけ。


「なぁ宍戸ー。おめぇ、好きな奴いる?」

「は?」


一人感慨に耽っていると、唐突にジローが変なことを聞いてきた。
なんで?と聞くと、ジローのやつはんん〜、と言いながらぽつりぽつりと話し始めた。


「誰にも相談できなくってさ…。」


ふーん、と素っ気ない返事を返してみたが、俺は内心興味深々だった。
あのジローが色恋沙汰の話をするなんざ、隕石でも降ってくるんじゃねぇかと思ってしまうくらい、不思議なことだった。


「おれさ、付き合ってる人がいるんだ。」

「…は?!」


普通にジローの話を聞いてやれると思っていたのに、意外と驚いちまった。
むしろ、そんな俺にビックリだぜ!


「みんな知ってる人だよ。」


そう言ってジローはある人物の名前を出した。
俺はその名前に耳を疑いたくなった。
だってそいつは…


「おれすごく好きなんだ…でも、なかなか会えないから…。」


はぁ、とため息をついて下を向き小さくなっているジローは、本当に思い詰めている様子だ。
相手が相手だ。
誰にも相談できずにいて当然だ。


「まぁ、そりゃ…会えねぇよな…。」

「電話…とかも、緊張しすぎてできねぇC〜!メール…も返事こなかったら怖ぇC…。」


たどたどしく話すジローは、確かに思い悩んでいるようでもある、が、なんか…嬉しそうにも見えなくともない。
まさか…な。


「丸井くん、かっちょAからな〜!」


立海の丸井は、ジローと同じサーブ&ボレーヤーで、妙技とか言う厄介な技を使いこなし、ジローの尊敬する選手だった。
いつもガムを噛んでいて、赤い髪の毛が印象的な男だなぁとは思っていたが。
まさかジローと…。

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09/22(Tue) 15:50
鼻血謙也(謙光)
さわ子




ぽたぽた

謙也「あ、あれ?」

ずびっ

謙也「…っんがぁ〜!」
白石「上や!上向け!謙也!」
千歳「どげんしたとや?」
財前「…あ。」
一氏「うっわぁ!謙也鼻血か!ダッサ!」
白石「誰かちり紙持ってへん?!」
小春「蔵りん!あるわよ〜☆」
白石「小春、おーきに。」
小春「かまへんかまへん、乙女のエチケット☆ポケットティッシュやで♪」
謙也「ぅあ〜っ、何でや〜!」
白石「これで押さえとき。」
千歳「さすが白石ばい。全く無駄がなか…。咄嗟のことにも臨機応変っちゃね。」
一氏「関心すんのもええけど、床にも血ぃ垂れとるで…。」
財前「ぅわぁ…キモッ!」
謙也「キモイ?!」
小春「それにしても、謙也君、今朝も鼻血出してたわよねぇ?大丈夫?」
白石「小春、ナメたらあかんで。今日の謙也は英語の時間にも鼻血出しとってん。」
千歳「なるほど!やけん早か対応ばできたとや!」
一氏「マジか!大丈夫なんか?!(笑)」
財前「なんでそんな鼻血出まくりなんスか…謙也さん。」
小春「血ぃ有り余っとんのとちゃう?献血にでも行ったら?」
一氏「小春ぅ〜、そらちゃうでぇ〜?」
白石「せやな、献血ならこないだ俺が無理矢理付き合わせたし。」
一氏「正直に言うたらどないやねん!謙也!」
謙也「はぁ!?」
白石「隠したって無駄やで、謙也。俺達にはもうお見通しやし!」
謙也「何がや…!」
一氏・白石「「さぁ!なんで鼻血出したんか言うてみいや!」」
財前「…どーせまたヤラシイことでも考えとったんでしょ。」
謙也「え、」
財前「年頃で思春期やし、お盛んなんはまぁしゃーないスけど、周りの迷惑も考えて欲しいッスわぁ。」
謙也「ち、ちゃう…!」
小春「……。(お母さんのような眼差し)」
千歳「……。(お父さんのような眼差し)」
白石「……。(美しい微笑み)」
一氏「……。(嫌な笑み)」
謙也「ちゃうでぇっ!別にそういうのとはちゃうんやからな!ヤラシイこととか…ちゃうねん!鼻の中がちょお切れてもただけや!」
財前「謙也さん。」
謙也「…財前!」
財前「聞き苦しい言い訳はよせや。」
謙也「…!!」


ぼたぼたぼた…


一氏「うわっ謙也!上向いとけやアホー!!」
小春「あかんわユウ君!謙也くんショック受けて固まっとるで!」
白石「誰が掃除すんねやコレ!自分で何とかせぇよ謙也…!」
千歳「ああ…血が止まらんばい!」
財前「……なんやねん。」
謙也「お、俺は…、」

謙也「ヤラシイこと考えるんなら財前のこと考えるわ!!」

ブシューッッ


謙也「……」
財前「……」


白石「……あー、血塗れやな。」
小春「あたし、雑巾…とってくるわね…。」
一氏「お、俺も行くで…小春。」
千歳「すごか…。」




謙也「…なんか、すまん。」
財前「……いえ…。いいスわ…、この先口利かんって約束してくれはるんやったら。」
謙也「……」
財前「最低や、ほんまに…。」
謙也「…すまん。」

ずびっ

財前「ヘタレ!(なんでこんなん好きになってしもたんやろ…)変態や!(俺もやけど。)」

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09/22(Tue) 15:45
白石と謙也とユウジ
さわ子


謙「さっすが白石や!」
ユ「聖書はちがうな〜!」
白「ほんま?おーきに、お役に立てて俺も嬉しいで。」
謙「なんで白石はそんないろいろわかるん?」
ユ「あれやん、謙也。経験者やからこその知識やろが。」
謙「あ、せやんな!」
白「経験者?」
ユ「あれやんなー?白石経験豊富なんやろ?」
白「あぁ、経験は確かに豊富な方やと思うでー中学生にしては。」
謙「せやろなー、やなかったらあんな的確なアドバイス普通できひんわ!」
ユ「えー今までにどんなやつと付きおうてきたん?」
白「どんなって…普通やがな!」
謙「えー知らん知らん!初耳やん!」
ユ「普通ちゃうやろ!年上か?!」
謙「ちゃうやろ年下やんなー?!」
白「まぁ…どっちもあるけど。」
謙ユ「「やっぱりなぁ〜!」」
白「なんやねん。」
謙「相手はイケメンか!」
ユ「男前やんなー?!」
白「…あんな、」
謙ユ「「うんうん?!」」
白「ここまで盛り上がっとるところめっちゃ言い辛いねんけど、」
謙ユ「「なんや?!」」
白「俺、男ムリやから。」
謙「………。」
ユ「………。」
謙ユ「「…は?」」
白「せやから、俺が好きなんは女の子やから!男とか絶対にムリやわ〜!あかんあかん!どんなボケやねん、俺完全なノンケやもん。二人と違ってカワイイ女の子が大好きやねん!」
謙「………。」
ユ「………。」
謙ユ「「…は?」」
白「ま、俺にできることやったらいつでもなんでもしたるからまた相談でもなんでもしてきぃや!二人ともふられんように頑張るんやでッ☆」
謙「………。」
ユ「………。」
謙ユ「「…はぁ?!」」
白「ほな!俺彼女待たせとるから…!」




謙「………。」
ユ「………。」
謙ユ「「はああぁぁぁぁあ…っ?!!」」

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09/22(Tue) 15:44
副光
さわ子



「お前小石川と付きおうとるってほんまなん?」
「…ほんまですけど。」
「…。(えーマジで?ありえへん!)」
「…なんスか?」
「…。(ちゅーか男同士っちゅー時点でまずありえへんのに!なんで小石川なんやねん!っちゅー話や!)」
「…なんなんスか、さっきから。謙也くんおかしいんちゃいますか?」
「…。(いやいやいや!おかしいんはむしろお前や光ーーーー!)」
「……もしかして、」
「?」
「あんたも小石川さん狙っとったんスか…?」
「…!(えーーーーー!なんでそうなるんやーーーー!!!)」
「せや、やって小石川さんめっちゃモテはるもん…。かっこええ、ちゅーか男らしいし…。」
「…光、」
「謙也さん、諦めてください。俺絶対別れたりとか無いっスから。」
「ひか…」
「俺、小石川さんのこと愛してますから!」
「…!(あかーーーーん!今の結構声でかかったで〜?!は、はずかしー!!!俺が恥ずいっちゅー話や!!)」







「愛されてんなぁ、副部長…。」
「…あまり言うてくれるなや、白石…。」

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