ほほほーい!\(^o^)/

我慢できずに作りました。
四天部屋(仮)!
しかしまだ拍手で使用したユウ光しかないっていう…
残念。
気がノリ次第どんどん増えていく予定(笑)


ほほほい
ほほほい
ほほほいほーい!\(^o^)/




これこそが格の差



ユウジ先輩が新しい一発ギャグが出来たとかゆうて俺に見てくれゆうてきた。
ユウジ先輩とは違うて親切で心の広い俺は、優しいから「ええですよ」ゆうて見たった。
ちゅーか何この人。
ほんまアホちゃう?
あかん。
危うく俺のポーカーフェイスが崩されそうやったわ。
でも俺は天才やから相手に絶対弱みなん見せたらんねん。

「…まぁ、ええんとちゃいますか?」
「ほんまか!」
「はい。まぁ俺は笑うほどおもんなかったスけど…。」

俺は冷静にユウジ先輩に言ってやった。
そしたら、なんやユウジ先輩がニヤリと笑って俺の方を見つめた。

「…なんスか?」
「…別に。」

そう言うと、ユウジ先輩はくるっと後ろを振り返って、ズボンの左右のポケットに両手突っ込み鼻歌歌いながら、スキップして去っていった。
その先にいるのは小春先輩で「小春ぅ〜!」とハートを飛ばしながら叫んどった。
ほんま恥じとかないんかいな、あの人。
そん後二人が楽しそうに会話しとったけど、俺はそんなユウジ先輩を見てほんまアホやなぁと改めて思った。
可哀想やけど、これが俺とユウジ先輩との格の差やねん。




「どやった?ユウ君!」
「ばっちグーやで、小春ぅ!」
「やったわね!ユウ君。」
「財前のやつ、めっちゃウケとったで!あいつにウケれば万人にウケるからなぁ〜!」
「ほんまようあの光がウケとるってわかるわねぇ…。」
「ふん、俺のが一枚も二枚も上手やからな!」







これこそが格の差











理解できない行動




「なんやそれ!あり得へんわ!キモッ!」
「うっさいスわ、ほっといてくださいよ。」
「いや〜、ないないないない!マジないわ!あかんやろ、それは!」
「俺の勝手やろ。あんた関係あらへんやん。」
「そないなこと言うなやぁ〜、可愛ないなぁ。」
「…どーせ俺なんか可愛ないスわ。」
「……。」
「……。」
「財前。」
「なんスか。」
「好きやで。」
「……。」
「愛しとるで、財前。」
「……意味分からへん。」



理解できない行動









素敵にアホな君へ




財前の奴は、いっつも俺のことアホアホ言うてくる。
どっちがアホじゃ!
俺は全部計算してアホかましてんねや。
アホ財前。

「はぁ。ユウジ先輩、ほんまアホっすわ。」

ほらまた!
なんやねん、ほんま。
おまえは何様やねん。

「でも、ま…せやから、す…」

おー?
どないしたんや急に。
視線キョロキョロなっとんで?
顔も赤いし。
なんやねん、ほんま。
おまえは何様やねん。

…可愛えな。

「す…、」
「す…?」
「す…き、」
「え?」
「素敵なんスよ!ユウジ先輩…の、ダジャレ!」



……。
そんなん…。
知っとるし、てか…知っとるし。

…可愛えな、コイツ。


「アホやな、財前。」
「は?」
「俺はお前んことが好きやで、光。」
「…っ!」




素敵にアホな君へ








何でもシャープに




「何でやねん。」
「あっかーん!」
「…何でやねん!」

なんか知らんけど、気づいたらユウジ先輩に捕まってツッコミの練習させられとった。
正確には、ユウジ先輩が次のお笑いステージで小春先輩とやるネタの個人練習しとるところに、たまたまオレが通りかかって、小春先輩の代わりやれや言われて付き合わされとる。
正直、めんどくさい。

「もっとキレよくやれやお前はほんまにもーっ!」

せやかてしゃーないやん。
オレ別にやりたくてやってんのとちゃうし。
そんな怒らんでもええやん。

「何でもシャープにこなさなあかんでー、財前。」

つまらん。
ほんまにめんどくさい。
何が楽しゅうてツッコミせなあかんねん。

「ねー先輩。もっと楽しいコトしません?」
「は、」

ユウジ先輩が眉間にしわ寄せてこっち向いた瞬間に、オレはすかさず顔を近づけた。
ちゅ、てちっさい音を立てて自分の唇をユウジ先輩のにくっつけて。
ユウジ先輩は目を見開いたまま固まってもうた。

「…何でもシャープに、やろ?」
「……。」

口をぱくぱくさせながらユウジ先輩は顔が真っ赤や。
なんや可愛いなぁ。
「こういうんはシャープやなくてもええねん!」って負け惜しみゆっとったけどオレは気にせん。
ユウジ先輩いわく、オレがこういうことすると歯止めが利かんくなるらしい。
せやからもうすなよ、て言われたけど実はオレ歯止め利かんくなってもらった方が嬉しいからこれからもシャープに頑張ろうと思います。
おわり!





何でもシャープに











そこだけは紙一重




午前0時。
一氏ユウジの部屋。
…ベッドの上。
横たわる、二人。


「天才財前くん、」
「……、なんスか?」
「天才とアホって、紙一重らしいで。」
「…はぁ。」
「お前、ほんまはアホちゃうん?」
「……。ユウジ先輩。」
「んー?」
「それを言うなら、馬鹿と天才は紙一重。ちゃいます?」
「…ん?」
「え?」
「は?」
「…アホやろ、あんた。」
「……。」
「……。」
「先輩に向こうてアホはないやろが。」
「関係ないッスわ、いまさら…」
「たまには後輩らしゅうせえや、お前は。」
「俺にそれ言うんスか?」
「言う。」
「……。」
「…財前なん、嫌いや。」
「嘘ばっかり。」
「ほんまや。もう嫌いや。今嫌いになったで。」
「…そんならオレやって。もう今からユウジ君嫌いになります。」
「あーもー顔見たないわ。」
「オレかて、声すら聞きたないッスわ。」
「触んなや財前。」
「そっちこそ。」
「俺は嫌いな財前君の指示には従わへんのや。」
「卑怯や。」
「何とでも言えや。」
「じゃあオレんこと嫌いなら今すぐオレから離れろや。」
「離れん。」
「オレんこと嫌いなんでしょ?」
「嫌いや。」
「ねぇ、ユウジ君…。」
「……。」
「嫌いなのに、くっついてるって、可笑しゅうありません?」
「……卑怯やで!」
「…あっ、ユウ、君…あかん。」
「嫌いや、財前なんか。」
「苦し…力入れすぎ、や…。」
「抱きしめ殺したるで。」
「ぃや…あかん。」
「ほんまは、好きなんやろ?」
「…す、き〜…っ。」
「最初からそう言えや。」
「けど、オレんこと、嫌いな、ユウジ君は、嫌いや…っ!」
「俺は財前なんか嫌いや。」
「嘘や、」
「嫌いで嫌いで嫌いや…。それで、」
「それで?」
「それで、その嫌いなとこも含めて、全部、好きやねん。」

「ユウジ君、」
「光…」

「あんた最低や、大嫌いや!……でも愛しとる。」
「俺も光のこと、愛してんで。」


紙一重って、こういうこと、やんな?
…そっスね。
…俺、財前のこと嫌いになりきれへんわ。
…オレも、スわ。





そこだけは紙一重




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