少年タケル!!

□†武琉が怖いと思った話†
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『かしまれいこさん』


怖い話の本を何冊か読みあさると、『かしまれいこ様』の話を読む事が出来る。普通の漢字にすると『鹿島 麗子さま』なのだろうが、本では全て平仮名で書かれている。中にはこんな話が。

家の中に一人で10分以上居ると、青い顔の女の子が『遊ぼうよ』とやってくる。この時、『かしまれいこさんが遊ぶなと言いました』とハッキリ断らないと、女の子に呪われてしまう。またこの時、霊感の強い人には『かしまれいこさん』が見えるらしい。
夜遅く学校のトイレの一番奥の扉から体の一部を無くした霊が現れる。これに出会うと『私の右腕どこにある…?』と聞いてくるらしい。この時に場所の名前、確か『東名高速道路の橋の下にあります』と答えなければならない。霊は『誰に聞いた?』と言うので『かしまれいこさんに聞きました』と答えなければならない。言えば黙って消えるが、言わないと身体を切られるか右腕を取られる。
この話の共通点は言うまでもなく、『かしまれいこさん』が出てくる事。もう一つは『真夜中に無言電話』がかかってくるということ。これは『かしまれいこさん』からの電話で、電話に出たら10秒以内に

『かは仮面の仮、しは死人の死、まは悪魔の魔、かしまれいこさま』

と言わなければならない。言わないと呪われるらしい。この手の話は、病気のように『感染する話』で、話を聞いた人にも電話がかかってくるとも言われる。因みに二つ目の話は『奇跡体験アンビリーバボー』でも実際に取り上げられた話なので、今夜もし、電話がかかってきた場合はご注意を…。
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