少年タケル!!

□ホントにどうでもイイ話
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『メントス論』


ワタクシの心の中とポケットの中には、メントスが入っております。食べても美味しいメントスですが、使い方は色々あります。その中の一つについて、今日は考えてみたいと思います。

数年前にこのような映像が流れました。海で溺れている人を助けるために、メントスを差し出し『これに掴まれ』というものです。しかし、僅かメントス3粒分が足りない為に、その人は危機的状況に陥ってしまいました。ですが、3粒増量されたメントスを他に持ち合わせていたため、奇跡的に一命を取り留めました。余談ですが、メントスを使って人命救助を行った人は、国から功績を認められ、純金のメントス(18粒入り)を貰い受けたそうです。
その瞬間から、日本のことわざの中に『メントス3粒、助かる命』というものが書き加えられました。現在、このことわざ一つをことわざ辞書に書き加える為に、約13の大手出発社は四苦八苦しています。また、日本のことわざに初めて『メントス』という横文字が入った事により、各界では大きな話題になっています。この事はいずれ、様々なメディアを通じて、改めて私達の耳にも入ると思われます。

また、人命救助のアイテムとして脚光を浴びたメントスは、登山家やロッククライマーの必須アイテムともなりました。彼らの間では、『カラビナ一つと、メントス2つ』が常識で、これを知らなければ入山出来ない山が増えました。もちろんメントスの使い道は、人命救助の道具になりますが、ロッククライマーの間では、メントスを岩壁に打ち付けて昇るというのが一般です。その為、ロッククライミングの名所では、岩壁にメントスが打ち付けられている光景をよく目にするようになりました。ただ、こうして回収されずに、岩壁に突き刺さったままのメントスをそのままにしていて良いのでしょうか?確かに、あとから岩壁を昇る人から見れば、『ああ、岩壁に打ち付けるメントス40本を買うお金が浮いたなぁ』というふうになります。しかし、それは本人達の身勝手ではないでしょうか?岩壁に刺したメントスをそのままにしていて良いハズがありません。『たつ鳥あとをにごさず』ということわざがあるように、メントスは回収するべきです。また、岩壁に打ち付けるのに調度良いと言われる『メントス・グリーンアップル味』は、廃番になってしまいました。理由は、岩壁に打たれる種類の中で一番多い種類だからです。グリーンアップル味は、黄緑色のパッケージで、黒い岩盤に打ち付けてもよく目立つ事で多様されてきました。しかし、心無いロッククライマー達のせいで、この味が廃番になってしまったのです。現在、この問題について、野党と悪党が法廷で争っています。さらには第三勢力として甘党も戦いに割って入り、三つ巴の戦いとなっております。その為法廷は修羅場と化し、目も当てられない状況となりました。ところが真面目に問題を考える野党に対し、甘党と悪党は裏で手を結び、メントスの粒を使った兵器を駆使して、野党をこてんぱんにやっつける方針をあらわにしました。中でも甘党の兵器開発部が作った新兵器『メントス・ナパーム』は絶大な威力を誇り、たくさんいた野党を全滅に追い込みました。この兵器はメントスの粒を『一兆度の火の玉』として打ち出す兵器で、銃のマガジンにメントスを装填すれば、すぐに稼動させられます。この暴挙により野党はハンパなくヤバイ状況に陥り、第一線を退く事になりましたが、果たして法廷という神聖なる場で、武力による答えの出し方をしてイイのでしょうか?内閣は、メントスを巡ってここまで戦いが悪化するとは思っておらず、対策をねらずに『ねるねるねるね』を練っていました。次は『ねるねる抗争』が起きるのではないかと心配されています。

さて、メントスの話に戻りますが貴方はメントスを噛む時、どんな事を想像しますか?メントスを噛む時は、一つ一つメントスを丸く形作ってくれている、職人の人達の気持ちを考えてみましょう。メントス一粒一粒を形にしてくれているのは、職人の人達の御蔭であって、機械の御蔭ではないのです。1人辺りの1日のメントス生産量は約4863粒と言われており、5000粒近くものメントスを指先でこねる、職人達の指の指紋は無くなっております。その為、指紋を無くしてしまった人達のタメに毎年、ユニセフや赤い羽募金、盲導犬募金の約2割は職人達にあてられているそうです。つまり、小学校の頃からしていた募金の2割は、メントス職人の指紋の為に使われていたということになりますね。

メントスを食べる時は、この話を思い出してみましょう★メントスは世界と共に動いているのです。。
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