ANTHOLOGY
□
恋
脈
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もしもほんとうに
心拍数に制限なんてものがあるのなら
僕は
長生きなんて出来そうもないな
まるで震える小動物のように
小刻みに脈拍を刻む僕の心臓は
君を見る度に
君と話す度に
更に加速を深めてしまうんだ
きっと僕は
長生きなんて出来やしないな
でもね
それも本望かも
なんて思っていたりするんだ......
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