ANTHOLOGY


1ページ/1ページ




もしもほんとうに
心拍数に制限なんてものがあるのなら

僕は
長生きなんて出来そうもないな


まるで震える小動物のように
小刻みに脈拍を刻む僕の心臓は

君を見る度に
君と話す度に

更に加速を深めてしまうんだ


きっと僕は
長生きなんて出来やしないな


でもね
それも本望かも
なんて思っていたりするんだ......





[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ