文章

□愛に比べりゃ一手間二手間安いもの
1ページ/5ページ


〜2週間前〜


万斉「ちと遅くなったがお年玉
三倍返しで頼むでござるよ」

晋助「三・・・
これのか・・・?」

万斉「そうだな
足りない分は身体で払って貰おうか」

晋助「誰か お巡りさーん
黒い この人微笑みが黒いよー」

万斉「往生際が悪いでござるなぁ」

晋助「良くてたまるか!」

万斉「じゃあ、こうしよう
晋助が2月14日、拙者にチョコレートを贈る
それで手を打とう」

晋助「チョコレート?」

万斉「三倍身体を貪られるのとチョコ一箱
どちらが安いかわかるだろう」

晋助「生々しいこというな
(割りに合わないだろ、普通
それにしてもなんでチョコ?)
チョコレートくらいならいいぜ、やるよ」

万斉「ちなみに手作りで」

晋助「・・・手作り?」

万斉「楽しみでござる
晋助の手作りチョコレート」

晋助「・・・これはもしかして俺、嵌められたのか?」




そのようです、高杉さん
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ