文章2
□まぜるな危険 まぜるな自然
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銀魂高校に新任教師が来た
それは別におかしなことでも何でもないのだが
ソイツはとても変わっていた
古風な喋り方、白衣と色の入った眼鏡
担当は科学だと言っていたから納得は出来る
しかしどこかちぐはぐなイメージだった
まぁ関わることもないだろうとぼんやり会議を聞き流す
そもそも司書教諭の俺が会議にいること自体が異例だ
だいたい銀時とヅラにどうしても来いなんて言われなければ・・・
それに何の用かと思えば新入りが来るから、なんて・・・全く、人騒がせな
「あの、いいでござるか?」
「あ?・・・うおっ」
前を向くと物凄く近くに新入りの顔があった
思わず頭を後ろに引く
心の中で文句を垂れている間に会議は終わっていたらしい