+un-novel+

□甘い瓶詰め
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「…なんだコレは」

咢の目の前には可愛くラッピングされた箱があった。ご丁寧にも部屋の窓は開いていて『ここから入りました』と言っている

箱にはキチンとメッセージカードが添えられていた

『たまには甘い物も必要ですよ。Fromアイオーン』

「ファック!何考えてやがる…」

咢はそう言いつつ包みを開けた。中には瓶詰のキャンディが入っていた

「…食ってくれっつーなら食わねぇ事もねぇけどな////」

咢は瓶の蓋を開けると小さなキャンディを一粒口へと放り込んだ

それが長い夜の始まり―――…
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