+un-novel+

□僕と君と
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「おー、やっぱりここにいやがったか」




放課後、カズは屋上で寝ている咢を発見するなりそう言った





「咢、トンちゃんが呼んでるぞ。起きろ」

「………………」





カズは咢に声をかけ体を揺すってみるが当の本人に起きる様子はない。カズは溜め息をつくと何か思い付いた様に咢の耳元に口を近付け囁いた








「起きねーと…、襲うぞ?」


「…やってみろ」





カズは目を丸くした。寝ていたハズの咢は口許を少しつり上げてカズの事を見ていた







「あ…、咢!!トンちゃんが呼んで…」

「知らねぇな。…お前は俺を襲いに来たんだろ?」





咢はそう言うとカズの襟元に手を伸ばしカズの唇を自分の唇で塞いだ






「ン…、ふ…ぅ…はっ…」



咢は角度を変えてカズの唇を貪る様に食らいついた。カズの口内を自分の舌で侵していく



咢はキスをしたままカズと体勢を入れ替え、唇が離れた時にはカズは咢の下にひかれる形になっていた






「あ…ぎと…ッ」

「誘ったのはテメェだ。優しくなんてしねぇからな」





咢はそう言うと静かにカズの制服を脱がしていった
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