風の悪魔と腐女神

□独眼竜??龍が如くじゃなくて??
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馴れ初めは佐助の一言からだった。

「馴れ初めって・・・白ちゃんね」
『間違ってはないよ』
「あっそうだ白ちゃん、近々が竜の旦那がこっちに来るんだって」
『独走竜!!』
「誰!!それ!!」
『えっ??違うの??』
「違うよ独眼竜!!」

縁側で日向ぼっこをしていた白に洗濯物を干しながら話す佐助。
白は洗濯を干す佐助はやはりオカンだな…と思いつつ、話を聞く。
頼むから二人とも馴れ初めってところを突っ込んでくれ。

『龍が如くじゃなくて??』
「何それ??」
『白の時代にあったゲーム。』

この間佐助には、未来の事を細かく教えていたのだ。

「あぁ〜それは、”ぷれすてーしょんつぅ”って奴でやるの??」
『(うわぁ…たどたどしい発音に萌え)うん、そうだよ。』
「へぇーでどんな内容なの??」
「う〜ん??極道のゲームかな??」

洗濯物が終え、白の隣に座る佐助。

「……へぇ……」

なんつぅーもんやってんだよ…と言う目で白をみる佐助に

『私がやってたんじゃないから、兄貴がやってたんだよ!!』

必死で言う白だが逆にそれが怪しい…。

「ふーん…って話それちゃった、だから独眼竜が甲斐に来るんだよ。」
『何しに??』
「同盟を結びに」

伸びをしながら答える佐助。

『ちゃんと執務こなしてたんだ…あの人。』
「関係なくない??」
『まぁ…きっと…小十郎から逃げてくるんだろう』
「まぁそうだろうね」

縁側に寝転がっていた白を抱きながら、頬ずりをする佐助。
固まった白にこれでもか!!というぐらい触れる。

『…うわぁぁぁ〜///ユッキー!!ユッキー!!』
「旦那の名前呼ぶなんて…俺様妬けグハ!!」
「白殿!!大丈夫でござるか!!」

幸村登場、佐助死亡。
ではなくて、現れた幸村が佐助だけをおもっくっそ蹴ったのだ。
幸村も佐助への日頃の怨みがたまっていたのだろうか??顔に「あぁースッキリ」と書いてあるのは、気のせいだと思いたい。

「あぁー旦那…酷いよ」
「白殿大丈夫でござるか??」

少し呼吸が乱れている幸村を見て、「俺様は無視??」うるさい…自分のために走ってきたのだろうと思うと、胸が少し高鳴なる

『うん、大丈夫・・・///』

顔を赤くさせずには「え??完璧無視??」いられなかったのだった。


「佐助…今度某の白殿に手を出したら…」


ブラックユッキーが後輪し真面目な顔をする。
その主の見たことのない顔に、佐助も生唾を飲み込む。
待て……某の白に対して突っ込みましょう!!

「給料半分でござる」



………………………



「それぁ嫌だなぁ…」
『えぇー!?何それ!!私より給料取るわけ!?』
「いろいろと厳しいんだよ………忍も」

その間が何なのか非常に気になるが、そこはスルーの方向で。
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