風の悪魔と腐女神
□叫ぶときは、回りを見てから叫ぼう!!
3ページ/4ページ
『よし、もう一発いっとくか』
「やめてよ!!」
蹴り…否踵落しを決めようとした白を止める佐助。
『大丈夫だろ〜、んな初期のファミコンじゃあるまいし…』
例えが悪い白。
佐助たちがわかるわけがない。
「その”ふぁみこん”っていうのは知らないけど、とにかくいろんな意味で旦那脆いから!!以外と脆いから!!」
白はわかってんじゃんねぇのか・・・こいつ…?と佐助を少し疑った。
ギャーギャー言っている二人を見て幸村は何を思ったか…
「似た者夫婦でござるな」
二人の会話は止み、長い沈黙の後。
『なぁ…猿』
「うん??」
『一発殺るか』
「うn…危ない危ない、同意するところだった」
そこまで嫌か!?と二人に突っ込みたくなるが、第一印象が最悪なので、しかたないであろう。
そんな感じで、話は進み佐助の提案により信玄公の元に会いにいくのだった。
「大将〜はいるよ」
「うむ」
すごいよこの忍び、返事聞く前にはいったよ!!
中にはいるとでかいおっさんが……。
(うぉ〜でけぇ〜!!つか…)
「おぉぉぉやぁぁぁかぁぁたぁぁさぁぁまぁぁ!!」
「ゆぅぅきぃぃむぅぅらぁぁ!!」
でたぁーーきたぁーー
NA・GU・RI・I
殴り愛
佐助は呆れて何も言えないようだが……。
『(お〜い幸村やい、さっきまでの記憶喪失は何だったんだよ「演技でござる(黒笑」
『そっかぁ……って…えぇぇぇ!!
読心術??よりも黒!』
思わず声にだしてしまった事を後悔…いやする前から黒幸村後輪。
殴り愛は!?といいみると、御館様はいなく…隣にいた佐助はいつの間にかいなくなって……
(くそ、あいつ逃げたな!!)
「飯々塚殿
覚悟は出来ているでござるか??」
黒いオーラを纏いながら細く笑む幸村…
「なんのぉー!!(泣)」
白の声が城中に響いたとか響かなっかったとか…。
「さようなら…白ちゃん…」
Ne]t→