風の悪魔と腐女神

□叫ぶときは、回りを見てから叫ぼう!!
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『よし、もう一発いっとくか』
「やめてよ!!」

蹴り…否踵落しを決めようとした白を止める佐助。

『大丈夫だろ〜、んな初期のファミコンじゃあるまいし…』

例えが悪い白。
佐助たちがわかるわけがない。

「その”ふぁみこん”っていうのは知らないけど、とにかくいろんな意味で旦那脆いから!!以外と脆いから!!」

白はわかってんじゃんねぇのか・・・こいつ…?と佐助を少し疑った。
ギャーギャー言っている二人を見て幸村は何を思ったか…

「似た者夫婦でござるな」

二人の会話は止み、長い沈黙の後。

『なぁ…猿』
「うん??」
『一発殺るか』
「うn…危ない危ない、同意するところだった」

そこまで嫌か!?と二人に突っ込みたくなるが、第一印象が最悪なので、しかたないであろう。
そんな感じで、話は進み佐助の提案により信玄公の元に会いにいくのだった。

「大将〜はいるよ」
「うむ」

すごいよこの忍び、返事聞く前にはいったよ!!
中にはいるとでかいおっさんが……。

(うぉ〜でけぇ〜!!つか…)
「おぉぉぉやぁぁぁかぁぁたぁぁさぁぁまぁぁ!!」
「ゆぅぅきぃぃむぅぅらぁぁ!!」

でたぁーーきたぁーー
NA・GU・RI・I
   殴り愛      
佐助は呆れて何も言えないようだが……。

『(お〜い幸村やい、さっきまでの記憶喪失は何だったんだよ「演技でござる(黒笑」
『そっかぁ……って…えぇぇぇ!!
読心術??よりも黒!』

思わず声にだしてしまった事を後悔…いやする前から黒幸村後輪。
殴り愛は!?といいみると、御館様はいなく…隣にいた佐助はいつの間にかいなくなって……


(くそ、あいつ逃げたな!!)
「飯々塚殿
覚悟は出来ているでござるか??」

黒いオーラを纏いながら細く笑む幸村…

「なんのぉー!!(泣)」


白の声が城中に響いたとか響かなっかったとか…。

「さようなら…白ちゃん…」


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