10/12の日記

17:04
革の単位と牛革の部位
---------------
■革の単位■
革製品によく使用される牛、豚、山羊、羊などの革は、総てデシ(ds)という面積の単位で値段が決まり取引されています。
1dsとは、10cm角の面積のことをいいます。
1ds=10cm×10cm(100平方センチメートル)

財布

■部位■
それぞれの動物の革は、全て自然のものですから、同じ動物の革でも部分によって、特性が違います。
成牛革のように大型動物の革は、なめしの工程の中で作業をしやすくするために、背割りという作業を行い、半分に分けるます。
半分に分ける前の状態を“全裁”、分けたものを“半裁”といいます。半裁の大きさは、成牛革で約200dsから250dsくらいあります。
財布

首(ショルダー)…繊維が荒く厚みが不揃い。
脚…皮質が薄く繊維が荒いため引っ張ることにより伸びやすい。
腹…皮質が薄く繊維が荒いため引っ張ることにより伸びやすい。
背…繊維が緻密で厚みも平均しており、最も利用価値の高い部分。
尻…繊維が荒く硬い。
財布

前へ

コメントを書く
日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ