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Re:短編小説
緋夜
[ID:hiine06]
とんとん、と肩を叩かれて振り返ると、彼がいた。
相変わらずにこにこした笑顔を貼り付けている。
「なに?」
「いい名前じゃない? これ」
彼が見せたのは、私のサイト。そこの、私の自己紹介文。
……ちょっと待て、何でコイツがこれを?
「どうして知ってんの?」
「ネットサーフィンしてたらあったんだ」
しれっとした顔で答えられる。しかし、絶対たまたま見つけたわけじゃないだろう。
きっ、と鋭く彼を睨みつけると、彼は益々笑みを深くした。
「全く怖くないね」
「さっさと忘れてくれる?」
「忘れる? 何で?」
そして彼は、最上級の笑顔になって
「俺が考えた名前、使ってくれてんのに」
私は彼の手から携帯を奪い、即座にサイトを閉じた。
はい、分けの分からない短編上がり!
「私」がツンデレですね。彼も腹黒い(?)し……
それでは失礼致します。
有り難う御座いました−−
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